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4月えんだより
2025-05-01
 やわらかな春の日差しを浴びて、園庭の木々も色とりどりの花を咲かせる中、新年度がスタートしました。さて、保育園部の新入園児さんは慣らし保育も始まり、何もかもが新しい環境に不安がいっぱいで、登園時には元気な泣き声が響いています。でも、日一日と泣き声も少しずつやわらかくなり、保育者に抱かれながらも友だちの遊ぶ姿に目を向けたり、園庭での散歩を楽しんだりしています。笑顔で登園できる日までもう少し時間がかかることと思いますが、子どもたちの不安な気持ちをしっかりと受けとめ、心地よく過ごせるよう温かな気持ちで迎え、関わっていきたいと思います。
 また、在園児の子どもたちもそれぞれに進級し、張り切って登園する姿や、新入園児の友だちを気にかける様子にホッと心が和みます。新しい環境の中で頑張ろうとする反面、不安な気持ちも少しはある中、上手く言葉では表現できず甘えん坊になったりわざと大人を困らせたりして、赤ちゃん返りをする姿も見られます。しかし、まだまだ幼い子どもたちです。大人側が焦らず「もう○○組さんなのに」という気持ちはグッと呑み込んで、抱っこやおんぶのスキンシップ、一緒に絵本を読んだりゆったりとした気持ちでお話をしたりする時間を増やすなど、甘えを受けとめ、温かく見守っていただきますよう よろしくお願いいたします。
 私たち職員も気持ちを新たに、本園の保育理念のもと、
             「愛」それぞれの思いや欲求に精一杯の愛情で寄り添い、子どもたちと保護者の皆さまと
保育者が一体となった心の通った保育を第一に考え、
     「健康」子どもたちの健康と安全に目配り気配りを心がけ、
     「尊重」一人ひとりの人格を尊重しながら、褒めて育て個性を伸ばす保育、 
 この三つの柱を軸にしながら、互いを思いやる心、協調性、約束ごとや色々な社会のルールを集団の中で少しずつ身につけていきたいと考えています。
 いつも笑顔がいっぱい!明るく生き生きとした園作りを。気さくで家庭的でありながらも節度あるこども園をと願っております。保護者の皆さまには、何かお気付きの点、疑問に思われる点などがございましたら、どのような些細なことでもお声をかけていただき、保護者の皆さまと私たちとが気持ちをひとつにして、子どもたちの育ちを見守り、素晴らしい成長の時をともに喜び合えれば嬉しく思います。今後とも、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願い申しあげます。

園長 前田 享美
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