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8月えんだより
2024-08-20
眩しい太陽の陽射しと共に夏がやってきました。子どもたちは、泥んこ遊びに水遊びと全身を使って、夏ならではの遊びを楽しんでいます。
 また、園庭の畑の野菜も暑さに負けず、すくすく育ち、シニアA組さんが「きゅうり大きい」「このなすび、もうとっていい?」などと話しながら皆のために収穫し、運んで来てくれます。持ち帰った野菜をサラダやバーベキューにして食べたと教えてくれました。
 夏野菜は、身体に水分を補いながらカリウムの利尿作用によって身体から熱を出してくれる働きもあり、夏バテや熱中症の予防にも効果的と言われています。
 園でも、適度な休息と水分補給をしながら、酷暑の夏も元気に過ごせるようにしたいと思います。
 これからお盆に向け、お休みの日にはご家族で遊びに出かける機会も多くなることと思います。子どもたちは、楽しいとついつい遊びすぎてしまい自分たちでコントロールすることができません。
子どもの身体は、昼間活発に活動することによって丈夫になり、夜はぐっすり眠っている間に成長や細胞の新生を助ける成長ホルモンが分泌されます。そして、この生体リズム(日中は体温が上がって活動的になり、夜は体温が下がって眠くなる。)が乱れると、子どもの発育に重大な支障をきたすと言われています。 睡眠不足や栄養不足、低体温の状態のままで一日のスタートを切ると、午前中の活動力 が低下し運動量の減少にもつながり悪循環です。
 バランスのとれた朝ごはんをしっかり食べ、熱量を蓄えて、日中は、できるだけ外気を浴び、活動量を増やしながら遊ぶ。そうすることで心地よい疲れとともに夜を迎え、早めの就寝へと導けるとのことです。また、「休養」「栄養」「運動」の三つの規則正しい生活リズムは子どもの意欲や、学力・体力の向上、情緒の安定にもつながるそうです。
 早寝、早起き、朝ごはんの習慣、子どもたちのペースに合わせたスケジュールの中で楽しい夏を元気にお過ごしください。

園長 前田 享美
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